介護相談

介護のこと、相談できる人はいますか？

ご自身、家族のことを相談するのは、簡単なことではないと思います。

最初は、恥ずかしい、人に知られたら困る…、相談する前に躊躇してしまうことがあると思います。

私たち、きわなみでは、専門のスキルを持った職員が、ご本人様やご家族様の思いに沿った支援を心掛けております。

まずは、ご相談に来られませんか。

ひとりで悩んでいる気持ちを話すだけでも、そして誰かに聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることもあります。

どうぞ、きわなみにお越しください。

お待ちしております。

核家族化が進み、高齢者の一人暮らしが多くなりました。離れたご家族は、気にされつつも、ご家族の実際の生活を見ることができず、急に「認知症」になったとびっくりされることがあります。また「孤独死」も大きな問題となっています。

老老介護とは、65歳以上の高齢者が65歳以上の高齢者を介護するという意味です。例えば、高齢者夫婦の世帯で、どちらかの介護している。高齢者兄弟や姉妹で介護をしている、高齢になった子供さんがさらに高齢の親や親せきの介護をしているなどが当てはまります。

認知症の症状がある人が、認知症の人を介護することです。核家族化が進み、誰にも気づかれず、孤立した生活をされているご家族に見られます。

40～50歳代の自宅ひきこもりの方を、70～80歳代の親御さんが生活の面倒を見ておられます。親御さん自身の介護が必要となった時、親御さん、子どもさんがこれからどう生活をしていくか。今や、日本全体の問題となっています。

伝えていることが伝わらなくなったり、今までできていたことができなくなったりすると、ご夫婦やご家族の間では、その現実を受け入れられないことがあります。わかってはいても、イライラしてしまう。そんな思いを打ち明けられる人はいますか。

高齢者への虐待は次の５つがあります。

身体的虐待
たたく、つねる、殴る、ける、やけどを負わせるなど
ベッドにしばりつけたり、意図的に薬を過剰に与えるなど
介護・世話の放棄・放任（ネグレクト）
空腹、脱水、栄養失調の状態のままにするなど
ごみを放置するなど劣悪な環境の中で生活させるなど
心理的虐待
排せつなどの失敗に対して高齢者に恥をかかせるなど
子ども扱いする、怒鳴る、ののしる、悪口を言う、無視するなど
性的虐待
懲罰的に下半身を裸にして放置するなど
キス、性器への接触、セックスを強要するなど
経済的虐待
日常生活に必要なお金を渡さない、使わせないなど
本人の不動産、年金、預貯金などを本人の意思・利益に反して使用するなど

わかっていても、気持ちを止められないこともあります。

高齢化社会といわれている現代の日本で起きている問題であり、介護が必要な高齢者や障がい者・児ではあるものの、家庭でも病院でも施設でも介護を受けることができない方がいらっしゃいます。この介護難民の数は、年々増加していると言われています。